国土交通省 NETIS 登録商品 OK-170002-VR 土壌侵食防止技術「BSC 工法」土壌藻類で表面侵食防止
 植生侵入促進を図る「BSC 工法」

ブランドストーリー

BSC工法は、偶然の発見から生まれた画期的な技術です。

  • 微細藻類には無限の可能性がある。創始者・田中美穂のこの言葉を愚直に信じて、私たち日健総本社は40年以上の間、人の健康と地球の環境保全の為に研究・開発に取り組んできました。
  • 今から約20年前、土木研究所と日本工営社は、沖縄において、雨で侵食された赤土が海に流出しサンゴを死滅させる環境問題の解決に取り組んでいました。その中で、土がむき出しになった裸地にBSC(Biological Soil Crust)が形成されると赤土の流出が抑制されることに気づき、侵食防止工法としての応用、つまりBSC工法の開発が始まりました。
  • BSCは、裸地に最初に侵入してくる土壌藻類やコケなどが土壌表面を被覆するように生育した状態のことで、昔から自然現象として知られていましたが、実はこれが土壌の侵食を防止し、自然な植生遷移のスターターとして機能していたのです。
    このBSCの主要構成種である土壌藻類の同定は、藻類分類学者の中野武登教授(元広島工業大学教授)によって行われました。
  • そして、土壌侵食対策に取り組んできた土木研究所・日本工営と、独自の藻類培養技術を持つ日健総本社がタッグを組み、画期的な土木資材を生み出しました。それが世界初のBSC工法用の土壌藻類資材、BSC-1なのです。
  • 土壌侵食防止及び植生の自然侵入促進をはかるBSC工法紹介ムービー